自宅で過ごす時間を持て余している方や、これからお子様の入園、入学を控えているママさんは趣味として刺繍を始めてみてはいががでしょうか。
針と糸の少ない道具で始めることができ、裁縫に不慣れな方の練習にも最適です。
本を一冊購入したり、サイトを閲覧するだけでも難しくなく手順を理解できますので独学で学ぶことも十分可能です。
幼稚園や小学校では児童の持ち物にすべて記名が必要となりますが、刺繍で名入れした布製の手提げバッグやエプロンはオリジナル感もあり、お子様もきっと喜ぶことでしょう。
練習を兼ねた手始めに、チェーンステッチに挑戦してみましょう。
刺繍は針の刺し方によってさまざまな表現ができるので、文字や絵柄など自由に描くことができ、プリントやアップリケとは違った立体感が魅力です。
たとえ最初は綺麗に仕上げることができなくても、絵を描くようにひとそれぞれの個性が表れますし、いびつであってもどこかかわいらしい出来栄えになります。
これから冬のシーズンにお部屋で過ごす時間が増えるけれど何か趣味を持ちたいという方はクロスステッチでクッションカバーを好きな絵柄で飾ってみるのもおすすめです。
お子様の進学を控えている方は早いうちからコツコツと準備をすすめていくのも良いでしょう。
刺繍とは、布地などの素材に針とより糸で装飾を施す手芸のことをいいます。
刺繍を始めるために必要な道具としては、先が丸いクロスステッチ針、先の尖ったフランス刺しゅう針が使われます、張りの大きさと長さによって号数は決められており、布の素材や糸の本数によって使い分けられます。
布は身近にあるものを利用する事が一般的で、木綿や麻などが刺しやすいとされています。
専用の布としては、オックスフォードやジャバクロスなどがあり用途や目的によって使い分けられます。
糸はさまざまな色があり、長さは5番と25番の糸が多く使われます。
刺繍は布を張ったほうが差しやすくなるため枠などを使った方がおすすめです。
後は、糸や布を切るハサミなどが必要となり、図案を布に写すためにはチャコペンや鉛筆、定規にトレーシングペーパー、刺しゅう用コピーペーパーなどの文房具類なども用意すると良いとされています。
一言で刺繍と言ってもさまざまなものがあり、ヨーロッパ刺しゅうやリボン刺しゅう、スパンコールを重ね刺し行なうビーズやクロスステッチ、オートクチュール、日本刺しゅうや文化刺しゅうなどがあります。
自分の行ないたいものをイメージし、それに合わせた道具を揃えることが大切です。
最終更新日:2022/8/3